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リロケーションとは

1、リロケーションの特徴とその活用

リロケーションとは、転勤者などの留守宅を賃貸物件として管理する業務のことです。この制度の活用は、まだごく最近になってからのことで、これからこの形態での賃貸物件は増えていく傾向にあるといえます。

過去においては、転勤などにおいて留守宅となった場合、その家を売るか、通常の賃貸にするしかありませんでした。そんなことから、大手企業の場合などには、借上げ社宅制度といって、そんな留守宅を借り上げて、他の転勤者に貸すということを社内でおこなっていたようです。さらに、借り手を法人に限るという手法も、頻繁に行われておりました。これは、法人(法人契約)を契約の相手としておいた方が、入居者に居住権が発生することがないために、立ち退きの要求がしやすいからです。

 

2、リロケーションのサービス内容

さて、転勤などによってその家を空ける場合、その間だけでも賃貸物件として人に貸し出して置いた方がお得です。その家から家賃収入が得られますし、転勤が終わって戻ってきたときに、またその家に住むこともできます。

しかし、その業務を円滑にこなすには、さまざまな手間や問題が発生することも確かです。家を貸す場合、例えば、入居者候補者の審査、家賃滞納時の対応、設備の管理・入居者とのトラブル対応、明け渡し交渉、さらには資産管理、保全管理などなど。これらの問題を代行しておこなうのが、リロケーションサービスです。

 

3、リロケーションのメリット・デメリット

・メリット

すくなくとも家族そろって転勤の間、この家は使わない。空っぽのまま。でも、それでは、もったいないし、家が傷んでしまう。そんな時は、リロケーション。

このメリットとしては、近隣相場並みの家賃収入を得ることが出来ること、転勤が終わり、貸出し期間が過ぎれば、再び戻って住むことができること、また、補修や立ち退きなどについても、トラブルのないように家主に変わって交渉してもらえることなど。

 

・デメリット

“定期借家建”が、平成12年3月1日から施行され、それによって定期借家制度に移行したことによって、転勤者、普通の大家さんも、期限付きで家を人に貸すことができるようになりました。しかし、それにもかかわらず、やはり原則として貸主からの解約は、事実上困難であることがあげられます。

その他のデメリットとしては、貸し出している期間によって、内装などが損耗し、汚れたり損なわれたりすること、不良入居者とのトラブル発生の可能性があること、さらに、管理をすべて業者に任せなければならないことなどが上げられます。